ちょうど毎月29日開催のANAキュンで減額マイルキャンペーンをやっており、特典航空券(マイル)を使ってハワイへ行ってきました!機材は念願のフライングホヌ!ずっと乗ってみたかったカウチシート、しかし大人2人で利用するにはどうだろうと思っていたので、率直な感想を書いてみます。(2023年9月搭乗)
Contents
ANA FLYING HONU(フライングホヌ)とは
ハワイまでウミガメの可愛い機体『フライングホヌ』
フライングホヌとは、ANAが運行するエアバスA380で東京・ハワイ(ホノルル)線に就航しています。ウミガメが塗装された可愛い機体は全部で3機。空を意味するANAブルーの1号機「ラニ(Lani)」、海を意味するエメラルドグリーンの2号機「カイ(Kai)」、太陽を意味するサンセットオレンジの3号機「ラー(La)」があります。就航して1年足らずでコロナ禍が直撃したため、3機とも成田空港の駐機場で見かけることが多かったのですが、今年から3機とも定期運行を再開するそうです。
エアバスA380は2階建の大型旅客機
フライングホヌの機材はエアバスA380という2階建の大型旅客機。1階はエコノミー席、2階にファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミー席があります。搭乗・降機は1階と2階で別々の出入り口。カウチシートはエコノミー席の後方部分となります。
ANA COUCHii(カウチシート)とは
カウチシートとは、席のフットレスト・レッグレストを上げて、3席もしくは4席分をベッドのように利用することができるシートです。日本の航空会社では初、エアバスA380型機材でANAが運航する成田・ホノルル線のエコノミーでのみ利用できます。ベッドのようにフラットに使えたり、途中まで上げてフットレストとしても利用可能。また2人で3席や3人で4席を利用など使い方が幅広い座席になります。
カウチシートの料金
カウチシートの予約方法は、まずエコノミーシートをANA公式サイトで購入し、座席指定のページから選択ができます。なお、通常ANAの座席指定は無料ですが、カウチシートは追加料金が必要です。料金は、人数・座席数・シーズンによって異なります。(2023年9月時点の料金)
大人2人で3席利用してみた感想
左側の一番後ろの席を利用
ネット上では大人2人で利用した内容がなかなか見つからず、予約時に3席にするべきか4席か悩んだのですが、往復とも利用してみたかったのでお手頃な3席を選択しました。ローシーズンだったので片道2万円の追加料金ですが、とてもお得だなと思いました。また、座席を倒しても気を使わない一番後ろ、往復ともハワイの島が見える左側の席を予約しました。ちなみに4列シートは中央座席、3列シートは窓側の座席になります。
フットレストなしで座る場合
まずは何もしない状態で座ってみました。1番に驚いたのはディスプレイの大きさと画面の鮮明さ。前の座席面いっぱいの画面でこれまで乗ってきた機体の中でも一番大きいと感じました。
足元は広くゆったりしています。カウチシートは、フライングホヌの通常のエコノミーの座席よりシート幅が狭く、フットレストになる部分が出っ張っているので狭く感じると見かけたのですがそこまで気にならなかったです。
エンターテイメント用のイヤホンは耳が痛くならず快適でした。枕・毛布・スリッパがそれぞれの席に。シートポケットは2つに別れていて使いやすかったです。
画面操作できるリモコンに到着までの残り時間が表示されているのが便利でした。レッグリフトに背もたれとフットレストのボタンがあり、足元前に充電できるコンセント。
カウチシートにする場合
搭乗後に席に着くとCAさんがカウチシートの説明をしてくれます。離陸前にディスプレイでカウチシートの説明動画を流してくれるので確認しましょう。またカウチシート専用の大きな枕とブランケット、マットレスが提供されます。
カウチシートを使用する主な注意点
・離発着時はシートやフットレスト等を元の状態に戻す。
・頭を窓側にして通路に足が出ないように注意する。
・寝る時は赤い専用のシートベルトを使用する。
・座面にある赤い紐は緊急用なので引っ張らない。
離陸後に赤い専用のシートベルトが配られます。使い方はシートポケットにも入っています。3枚目はフットレストを上げ切ったときに撮ったもので、シートポケットギリギリまで座面があるのがわかります。
フットレストをフラットになるまで上げて、マットレスを敷いてみるとこんな感じになります。
まずは長さですが、一番奥の座席と窓までの距離が広く作られており、レッグリフトが上がるので、通常の座席幅より長く使えます。身長150cmでは問題なく足を伸ばせ、170cmでは少し通路側に足が出ますが、多少壁に保たれれば大丈夫といった感じでした。
また大人2人が横になって寝れるかというと、正直ちょっと厳しい。シートベルトの差し込み部分が当たって痛かったり、2人仰向けは絶対無理。通路にはみ出さないように、お互いの頭を逆にしてみたりしましたがやはり狭く熟睡はできなかったです。もうひと席使える4席シートであれば、頭を交互にして大人2人でも横になって寝れると思いました。
ちなみに復路も3列でしたが、帰りは時間的に寝る時間ではないので、足を伸ばしたりあぐらをかいたり、たまに横になったり2人でも充分快適に過ごすことができ満足でした。
機内食の紹介
成田からホノルル
往路は夜便なので、早く寝たい人が多いと思います。離陸して割とすぐに機内食が配られました。サラダもシャキシャキで枝豆やかっぱ巻きなど地味に食べたくなるメニューが揃っていて美味しかったです。キンキンに冷えたハーゲンダッツも配られ、機内食を食べ終わる頃には食べ頃になっています。
機内食のあとにハイビスカスの可愛い袋に入った軽食が配られます。到着前には特に食事の提供はないので、小腹が空いた時用ですね。
ホノルルから成田
復路は正午頃に出発なので、お昼ご飯代わりの食事。長期間の旅行では恋しくなってくる、チキンカレーやうどんなど日本の味が沁みます。
復路は到着前にツナサンドとヨーグルト、クッキーの軽食が配られました。飛行機のパッケージが可愛かったです!
ANA便限定で利用できるサービス
マハロラウンジ
ANA便名東京発に搭乗したANAマイレージ会員は、ワイキキ・ショッピングプラザ2Fにある『マハロラウンジ』を利用することができます。ワイキキ中心部にあり、ドリンクを無料でいただけたり、両替やオプショナルツアーの手配、荷物預かりロッカーを利用できます。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/useful/hawaii/mahalolounge/
ANA エクスプレスバス
ワイキキ・ショッピングプラザからアラモアナセンター、また土曜日の午前はカカアコのファーマーズマーケットに行くことができるトロリーバスが運行されており、マハロラウンジと同様にANA便搭乗のマイレージ会員は利用できます。ワイキキとアラモアナの直行なので、ほかのトロリーバスに比べると周回しない分、早く着くことができるのが魅力。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/promo/hawaii_for_amc/trolley/
まとめ
まとめとして、フライングホヌのカウチシートとANAのサービスは最高!!!エコノミークラスでこんなに快適なフライトは初めてでした。
そして、大人2人でカウチシートを利用するなら、往路4列・復路3列のシートがおすすめです!フライングホヌに搭乗する際は、ぜひカウチシートを利用してみてください!